キャバクラで最初にする仕事は、お客様のお酒を作ること。
「お酒の作り方なんてわからないよ…」
「上手にできるか不安…」
夜の仕事が初めての方は、こんな風に思うかもしれません。
そんな方でも安心してお仕事を始められるよう、お酒の作り方をお伝えいたします!
お酒の作り方講座【水割り編】
- ハウスボトル ※1
- アイスペール ※2
- 灰皿
- ゲストグラス ※3
- 水
※1【ハウスボトル】お客様専用のお酒のボトル
※2【アイスペール】氷・トング・マドラーがセットになったもの
※【ゲストグラス】お客様用のグラス
どんなお店にも、この基本セットが机の上に置かれています。
席に着いたとき、そろっているかチェックしておきましょう!
ハウスボトルの種類は焼酎・ウィスキー・ブランデーの3種類から選べるお店が多いです。
ここでは作る頻度が高い、【水割り】と【ロック】の作り方をご紹介しますね。
では、早速【水割り編】から一緒に見ていきましょう♪
グラスにアイスを入れる
アイスは高い位置からではなく、トングで置くように上品に入れるのがコツです。
入れすぎるとお酒が飲みにくいので、4~5個程度にしましょう!
マドラーで氷をクルっと回すとグラスが冷えて、美味しく仕上がります。
お客様にお酒の濃さを確認
『普通でいいよ』と言われたら2割程度、イメージで言うと人差し指と中指をアイスが入ったグラスにあて、その高さ分の量を入れます。
お酒を入れる時は、ボトルのラベルが上になるように注ぎましょう。
お店によってグラスの大きさが違うので、その時に応じて量を調節してください。
水や割ものを入れてマドラーで混ぜる
この時、お客様に割ものがはねないよう、手でコップのフチのあたりを覆うと親切です。
お酒が完成したらコースターの上へ
ハンカチで水滴をぬぐい、コースターの上にお酒を置きます。
『私も一緒に乾杯していいですか♪』
こんな風にお酒をお渡しする時、自然に伝えられたら◎。
ハウスボトルは飲めませんが、女の子用のドリンクを頼んでくれる優しいお客様もいらっしゃいます。
お酒が少なくなったら①~④を繰り返す
お客様とトークをしながら、お酒の減りをチェック。
コップの半分以下になったら、①~④の手順でまたお酒を作ります。
水滴もこまめに拭いてあげましょうね♪
水割りを作るとき新米キャバ嬢が失敗してしまうのが、お酒の量。
勢いあまってお酒を入れ過ぎてしまわないよう、気を付けましょう。
はじめは少なめに入れると調整しやすいですよ!
お酒を作る時にガチャガチャと音を立ててしまうのはNG。
急ぐ必要はありません、丁寧に作ってくださいね。
お酒の作り方講座【ロック編】
続いて、【ロック編】です!
まずはロックグラスを注文
お客様の中にはロックを希望される方もいらっしゃいます。
その時は、ボーイさんにロックグラスをお願いしましょう。
ロックグラスに氷を3つ4つほど入れ、マドラーでゆっくり氷を回します。
早く混ぜてしまうと氷がとけ、せっかくのお酒が薄くなってしまうので、余分な水分が増えないようにゆっくりグラスを冷やすのがポイント!
グラスにお酒を注ぎましょう
お酒はグラスに対して3分の1程度の量を注ぎます。
なみなみ注ぐのはNG行為。
どんどん氷が溶けてしまい、飲み干す前に薄くなってしまいます。
最後までおいしく飲んでいただくために、程よい量を注いであげてください。
最後にマドラーでゆっくり混ぜて完成!
次のお酒を作るタイミングはお客様に伺いましょう。
ロックを頼む方は飲み切った後にお代わりをお願いされることがほとんどです。
チェーサー(チェイサー)も欲しいと言われたら、グラスにお水やお茶を注いで横に置いてあげてください。
ロックを好む方は、お酒の味をそのまま楽しみたい方です。
そのため、お酒が薄くなってしまうのは好ましくありません。氷が溶けて水っぽくならないようすぐに飲み切れる量にしましょう♪
ちょっとした気づかいであなたの印象がぐっとアップします!
お酒に関するQ&A
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